引越しは買い替えを検討するのに絶好のタイミング

 

引越しを機にエアコンを新しく購入することを検討される方も多いと思うのですが、ここでは買い替えについてのポイントを少しご紹介しておきたいと思います。
よく言われるのが購入後10年以上経過している場合です。一般的には10年前と現在のエアコンを比較したときに、電気料金が2割から3割安くなると言われていますので、この電気料金の関係で買い換えられる場合が多いようです。

 

実はこの『10年』というのは他にも理由があるのです。

 

買い替え基準の『10年』、もう一つの理由

 

家電製品には部品保有年数というものがあり、家電製品が故障した際に使用する修理用部品を保有する期間が各メーカーで定められています。この保有期間は製品の製造が終了してからの年数で、エアコンの場合は9年間と決まっているので、それ以降の部品の製造が行われません。
(期間はメーカーにより異なる場合もあります。ただし通商産業省で最低9年間と定められており、これを下回ることはありません。)
よって、購入後10年が経過してしまうと製品が故障した場合の修理の際に必要な部品が無い可能性が高いのです。

 

先を見越して購入することが大切

 

エアコンを使用するのはおそらく暑さ・寒さが本格的になった頃だと思うのですが、それ以外のときは当然使用しないわけですから仮に故障していたとしても気付きにくいものです。
いざ使用する段階になって故障していても10年を経過していた場合修理するための部品は無く、季節は夏または冬本番で店頭の商品の在庫が品薄状態、かろうじて在庫があったとしても繁忙期で工事業者のスケジュールが埋まっていて設置に日数がかかる…なんていう話も現場では実際に起こっていることなのです。

 

使用年数が長くなるほど故障する可能性も高くなりますから、せっかく移設・設置で別料金を支払ったのに新居で故障して使えなかった…なんてこんなに残念なことはないですよね。

 

まずはお持ちのエアコンが購入後どのくらい経過しているか確認してみてください。10年を超えている場合は引越しを機に買い替えを検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 

エアコンの取り付け・取り外し料金相場とオススメ業者