エアコンの室外機を設置する為には、ただベランダに設置すれば良いというわけではありません。
室外機を設置するのに適した場所を選ぶ必要があります。
室外機を置くのに適した場所
水平な場所
室外機を置くのは、本体を水平に設置出来る場所にしましょう。
周囲に動植物を置かない
室外機からは熱風や冷風が出ます。
室外機から出る風が周囲に影響を与えない場所で、動植物に風が当たらない所を選びましょう。
室外機から出る排水を流せる場所
排水溝があり、室外機から排出された水が流れる場所にしましょう。
ゆとりのあるスペースを確保する
エアコンの室外機は放熱をしますので、前後左右だけではなく上下を解放して、風が通る道を確保する必要があります。
ベランダの裾よけなどで、3方向の解放が確保出来ない場合には、冷暖房能力が下がって消費電力が悪化してしまうケースがあるので注意しましょう。
寒冷地にお住まいの方
風
季節風が強くあたる場所は避けましょう。
積雪
積雪によって吸入口や吹出口が塞がってしまわないように注意しましょう。また、落雪や除雪によって、雪で埋もれてしまう場所は避けましょう。
エアコンの室外機を置く場所
室外機置き場の基本は排水溝のある場所で、ゆとりのあるスペースを確保出来る場所を選びましょう。
平地に置く場合
平地に置く場合には、排水を流せる場所がないことがあります。その場合には、排水溝まで排水ホースを延長することで、排水で周囲が水浸しになるのを避けることが出来ます。
ベランダが狭い場合
ベランダが狭い場合には、室外機を天井から吊すと、ベランダを広く使うことができます。
また、お子さんが室外機の上に登ってしまい、転落する事故も防げます。
天井から吊すのは設置費用が掛かることと、故障して修理する際に割増料金が掛かることがありますので注意が必要です。
ベランダが無い場合
設置スペースが無い場合には、壁や天井に室外機を設置します。オプション工事になる事が多く、工事費用が掛かります。
エアコンの室外機置き場にお悩みの場合
隣の家との距離が近く、ベランダが無い場合などは、エアコンの室外機を何処に置こうかお悩みになる方も多くいらっしゃいます。
専門家に相談することで、室外機の風を適切な橋に逃がす風向調整板を設置したり、設置法のアドバイスを貰うことが出来ます。
室外機の取り付け場所に困ったら、現地調査を依頼してみてください。