室外に出た配管をカバーする化粧カバーと呼ばれるもの。
特に新築のお宅などでは、化粧カバーをつけることで家の外観が良くなることもあり設置を希望される方が多いようです。
化粧カバー自体は決して高価なものではありませんが、出来るだけ工事費用を安くあげようとカバーをつけずテープ巻でお願いされることも。
(※テープ巻とは…配管をビニールテープで巻いてまとめることです。)
化粧カバーが本当に必要な物かどうか考えてみましょう。
化粧カバーの役割とは
先に記載したように、特に新築の場合は見た目を重視される方が多くほとんどのお宅で設置を希望されます。
見た目を気にしなければカバーはつけなくても良いのですが、化粧カバーの本当の役割というのは見た目を良くするだけでなく、配管の紫外線劣化を防ぎ風雨から守ることにあります。
配管自体は短期間でダメになるものではありませんが、配管を巻いているテープの方が劣化が早いので、はがれたりちぎれたりするなど見た目が非常に悪くなっていきます。
日常的に配管の状態をチェックしていれば問題はないのですが、気づいたら配管に穴が開いていて中に水やゴミが入り込み、最悪の場合エアコンが故障してしまうことも。
消費者も賢くならなければいけません
取り付けることで見た目も良くなり、配管も長持ちする化粧カバー。少々お金がかかっても付けた方が良いと思います。
ただし、一部の工事業者の中には化粧カバーで隠せることをいいことに、中の配管の処理を手抜きする場合もあるようです。
お願いする業者の口コミやエアコンについての基本的なことなど、私たち消費者も自衛のために学習する必要があるのではないでしょうか。