引っ越しなどで新たにエアコンを購入したり、お手持ちのエアコンを移設・設置するなど状況は様々ですがここではエアコンの取り付け・取り外しでよくあるトラブルというのを考えてみたいと思います。
取り外しについて
引っ越しなどでエアコンの取り外しを行う場合に最も多いトラブルの一つが、業者が配管を折ってしまうというのがあります。
配管というのは、室内機と室外機をつなげる銅製の細い管で、経年劣化により脆く、折れやすくなるため、取り外しの際に折ってしまうことが多いようです。
折れたままの配管を使用すれば、エアコンの運転時に配管内部のガスが漏れて、エアコンが冷えないなどトラブルや故障の原因になります。
次に、外した配管の先から異物が配管内部に侵入しないように、専用のキャップ等でしっかりと封をしなければなりません。
さらに、エアコン本体から配管を取り外す前に、室外機内部のガスが外に排出されないように止めることが重要なのですが、これを忘れていた場合、内部のガスが全て抜け出て、エアコンが冷えない（温まらない）といったトラブルにつながります。
取り付けについて
取り付け工事の際に事前に設置する場所の壁の構造を知らないでいると、思っていたより壁が弱かったためにエアコンを支えきれず再度工事の必要があるなど大切な家に傷を増やすことになります。
またその際の工事料金も加算されてしまいますので、工事をする前に業者の方とのヒアリングは時間をかけて行いましょう。