エアコン専門業者か引越し業者のオプションどちらが良いか
引越し業者でエアコンの引越しを頼むとその引越し業者と契約している専門業者が取り外し、取り付けを行うのが一般的です。運ぶのは引越し業者が他の荷物と一緒に運びます。
引越し業者は通常、エアコン業者から紹介料をもらいます。ですので、エアコン業者が安いように思うかもしれませんが、エアコン業者からすると広告費が要らないということや、脱着のみに専念出来て、運搬しなくて良いという事があります。
運搬料金は普通に考えてエアコン専門業者が運ぶよりも引越しの荷物と一緒に運んでもらったほうが安いです。
それとネット見積もりが一般化している今は、価格比較が容易ですので、他社よりも出来るだけ安くする努力しないといけません。
そのような事から、エアコン専門業者に直接頼んだほうが安いとは言えません。特に引越す距離があるほど、引越し業者のほうが安くなりそうです。
エアコンの脱着日時の調整も面倒ですし、引越し業者にエアコンも頼むのが良いと思います。
手間はかかりますが料金を抑えたいという方は、エアコン業者と引越し会社で見積もりを出してもらうと良いと思います。見積もりを比較して決めましょう
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エアコン引越し料金の相場
エアコンの引越し料金は、エアコン取り外し+取り付け+運搬費用の合計になります。
エアコン室外機 取り付け位置
エアコン取り付け・取り外し基本料金相場
取り付け |
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・室外機:大地置き、ベランダ置き |
3.6kw以下 |
9800円〜14500円 |
|
4.0kw以上 |
14500円〜18000円 |
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取り外し |
室外機:大地置き、ベランダ置き |
4000円〜7500円 |
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室外機:壁面置き、屋根置き、天吊り、二段置き |
6000円〜9500円 |
追加料金の相場
室外機 |
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壁面置き,天吊り,屋根置き |
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12000円〜14500円 |
既存部材を使用 |
5000円〜7500円 |
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二段置き |
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1500円〜20000円 |
既存部材を使用 |
4000円〜9000円 |
|
穴あけ料金 |
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コンクリート |
壁厚200mmまで |
15000円〜20000円 |
配管 |
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配管パイプ2分3分 1M |
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2500円〜3500円 |
配管パイプ2分4分 1M |
2分3分より太いパイプです。(5kw以上の容量の大きいエアコンに使われる場合があります。) |
3500円〜4500円 |
配管(化粧)カバー |
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室外用配管(化粧)カバー 1M |
2分3分も2分4分も料金が同じ業者が多いです。 |
3500円〜5000円 |
上記は取り付けのみ、取り外しのみの料金相場です。エアコンの取り付け、取り外し両方だと合計金額より1000円〜2000円安くなります。
エアコン運搬費用相場(エアコン専門業者)
運搬距離 |
運搬費用相場 |
10km未満 |
2000円 〜 3500円 |
10km 〜 15km |
2500円 〜 4000円 |
15km 〜 20km |
3000円 〜 4500円 |
20km 〜 25km |
3500円 〜 5000円 |
25km 〜 30km |
4000円 〜 5500円 |
30km以上 |
要見積もり |
引越し会社では、荷物一つ一つ運搬費用が計算されるわけではなく全体の荷物量でトラックの台数や人員の数などから計算します。
室外機と室内機なので、家電が2つという事になります。
1つや2つ荷物が増えても引越し料金はあまり変わらないのです。
パイプ(冷媒配管)の交換について
エアコン設置の追加料金に関しては、引越し業者に支払うのではなく、エアコン業者に支払います。
追加料金に関しては、ほぼ発生するのがパイプの交換です。
パイプは1年程度しか使っていなくても通常、新品に交換します。
パイプは銅筒で、その中にフロンガスが通っています。
暖房で暑くなったり、冷房で冷たくなったりを繰り返し、劣化します。
しかし、引越しをしないならその程度の劣化は問題がないのですが、引越しすると、パイプを曲げたり引っ張ったりしなければ引越し先に設置できません。
少しでも劣化していると曲げたり伸ばしたりすると亀裂がすぐに入ってしまいます。
亀裂が入らないこともありますが、引越ししたばかりは亀裂がなくても徐々に亀裂が入る場合もあります。
ということで、亀裂が入っている、いないに関わらずパイプを交換するのが普通になっています。
1m 2500円〜3500円
できればパイプを再利用したいと言うと、熟練した職人だと少し曲げただけで古いパイプでもまだ利用できるということが分かる人もいます。
トラブルが起きやすいということを伝え、それに承知の上で交換しなくても良くなったという場合もあります。
ガスの補充は本当に必要なのか
エアコンのガス補充というのは、ガスが減ってしまって、エアコンの効きが悪くなるという場合です。
ガスの補充というのは、滅多にありません。
エアコンのガスというのは、循環しているだけですので、漏れてしまわない限り減ることがありません。
昔のエアコンの配管接続(ワンショットタイプというもの)で冷暖房を繰り返しているうちにゴムの柔軟性が失われて、引越す度に少しずつ抜けていくことがよくありました。(劣化が激しければ、多く抜けた。)
現在では、エアコンのガス補充、チャージは、必要がない。
工事料金が安くて追加料金を取るためにガスが少ないから補充する必要があるということを言ってくる業者も中にはあるそうです。
専門業者がしっかりとやっていれば、まず抜けることがありません。
冷房運転を行いガスを室外機に回収する作業でポンプダウンといわれる作業です。
冷房が普通に効いているのならばガス補充は必要ないわけです。
冷房が効かなくなったら、ガス補充のみを業者に頼むか買い替えすれば良いです。(ガス補充のみはやっていない業者もあります。)
旧冷房 5000円〜10000円くらい 不足分だけ追加
新冷房 20000円くらい 全量交換しなければいけない
コンセントの延長、交換、新設で追加料金
コンセントの形状が変わった場合は、形状に合ったものに交換します。2000円〜3000円くらい
コンセントが届かない場合は、延長する必要があります。3000円〜6000円くらい
コンセントがない場合は新しく取り付けます。10000円〜20000円くらい
エアコンが200Vの機種の場合、引越し先の電源が100Vのままですと、200Vへ変換が必要で、追加料金(2000円〜3000円くらい)がかかります。
エアコン業者の注意点
引越し業者もできるだけ安くて安心な業者と契約したいですよね。
わざわざ、信頼のない業者と契約しようとはしないわけです。大手なんかは特にブランドイメージを傷つけたくないですから。
ですが、はやり、全国各地で多数の業者と契約していますので、少し注意点を抑える必要があります。
エアコンの取り付けが安すぎて、追加料金でなんとかしようという業者も中にはあるようです。
または、業者というか作業員それぞれの技量もありますね。
ガスの補充は、エアコンの効きが悪くなければ、断りましょう。
エアコンの取り付けの時、真空引きをやるかどうかを聞いてみましょう。
配管の中の空気を抜き、真空乾燥させる必要があるんです。
業者によっては、この作業を省いてしまうところもあるようです。
コンプレッサーの故障の原因になります。
室内機、室外機のはずした部分をふさいでるか
エアコンを外した時、室内機と室外機のつなぎをはずした部分にテープなどで、ゴミが入らないようにしているか確認してください。
配管にゴミ、不純物が入るとコンプレッサーの故障の原因になります。
以上の重要ポイントを注意すれば、引越し業者に任せて大丈夫です。
それと、はやりエアコン業者は専門家で、真面目にやってくれる方が多いということを頭に置いておいてくださいね。
一部に手抜き業者、必要ないガス補充を請求する業者があるということです。
引越し料金を比較する
引越し料金なら値引きの余地が十分ありますので、複数社に見積もりを出して、
安い引越し業者を選び、さらに安くできないか交渉すると良いです。
複数社で検討するので、他社よりも安くしようと努力してくれます。
引越しの荷物量や、引越しする地域によってどこの業者が安いかというのは変わってきます。
トラックの空き状況というのも影響してきますので、その時の引越し内容で安い業者は変わってくるので、やはり複数社に見積もりを出してみるのが最適です。
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エアコンを含めた引越し料金を一括で見積もりをしてみてください。
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